ちびと。 「死ぬってどういうこと?」

“死”と向き合う絵本に注目「死ぬってどういうこと?」と聞かれたら―

絵本=楽しいというイメージがありますが、最近、子どもとの日常では何となく避けられがちだった、“死”をテーマにした絵本が増えているのを知っていますか?
死について教えることって難しい…。親自身だって、本当はよく分かっていないのかもしれません。そこで、家族で過ごす時間が増える冬休みを前に、死をテーマにした絵本を紹介します。
絵本の力を借りて、「死」と「生きること」の意味を、親子で考えてみませんか。

ママがおばけになっちゃった!

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ママが死ぬという、子どもにとっては衝撃的なテーマにもかかわらず、30万部を突破している話題の一冊。おばけになったママが見せる子どもへの惜しみない愛情と、ママの思いに応え、前向きに生きていこうとする子どもの姿に感動必至。コミカルなタッチの絵も手伝って、読後感はさわやか。愛がたくさん感じられます。
のぶみ 講談社刊 1200円(税別)

わすれられないおくりもの

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1986年の発行以来、長く愛され続けている名作。物知りでみんなに慕われていたアナグマが亡くなった後、みんなの悲しみを癒やしたのは、アナグマが残してくれたすてきな宝物でした―。大切な人を失うことは悲しいけれど、その人との時間や教えは決して色あせない、ということに気付かされる一冊。
作・絵:スーザン・バーレイ 訳:小川仁央 評論社刊 1200円(税別)

かぜのでんわ

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「会えなくなった人へ思いを伝える」ために設置された岩手県大槌町の「風の電話」がモデル。線のつながっていない電話に込められた“思い”を、優しいイラストとともに描いています。山の上にある電話のもとに、たぬきの坊ややうさぎのお母さんがやって来て…。最後に起こる奇跡には胸が熱くなります。
いもとようこ 金の星社刊 1400円(税別)

このあとどうしちゃおう

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死んだおじいちゃんが書いた「このあとどうしちゃおう」ノートを見つけた少年。「生まれ変わったらなりたいもの」「こんな神様にいてほしい」などが、ユーモアたっぷりに描かれていて、何だか楽しそう。でも、本当は…。生と死をテーマにしているけど、重くなく明るい作品。少年の心の変化が見ものです。
ヨシタケシンスケ ブロンズ新社刊 1400円(税別)

取材協力

宮脇書店総本店

こどもといっしょ Scene13木のおもちゃで遊ぼう

Twinkle☆Twinkle(トゥインクル トゥインクル)

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成長に合ったおもちゃで、好奇心をくすぐる
今年で20回目のクリスマスを迎える、木のおもちゃ専門店。ドイツ製を中心に店主が厳選した商品は、安全なのはもちろん、子どもの成長に役立つものばかり。入り口で靴を脱ぎ、木のおもちゃで実際に遊びながら、のびのびとお気に入りを選べます。「よちよちトレイン」(6696円※1歳~)は、音が鳴ったり、指先を使って遊べる工夫がいっぱい。また、色彩豊かな「HABA積み木ファンタジー」(5940円※1歳半~)は遊びながら想像力を高められます。
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住所 高松市伏石町2034-6
電話 087(867)7328
営業 午前10時~午後5時半
休業日 不定休
駐車場 4台

木のおもちゃと絵本の店ウーフ

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大人も楽しめる、おもちゃ箱のようなワクワク感
“子どもたちに、安心・安全なおもちゃを届けたい”という思いが詰まった店内には、木のおもちゃや絵本がズラリ。天然木を使用した日本製の「森のままごと」(1万2000円※2歳~)は子どもの手になじむサイズで、片付け用の木箱付き。木製のレールを自由に組んで遊べる「汽車8の字セット」(1万800円※2歳半~)もおすすめです。今はクリスマスムード満点。ドイツの工芸品やクリスマスの絵本もそろいます。※価格は税別

住所 丸亀市土器町西5-88
電話 0877(24)4667
営業 午前10時半~午後6時半
休業日 月曜
駐車場 3台
ホームページ http://www.u-hu.net/

BOOK

おおきな きがほしい

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ワクワクの夢がふくらむ一冊
手をまわしても抱えきれない太い大きな木。そこにハシゴをかけて、うんと高い所に小屋を作って―。かおるが夢中になって空想するのは秘密基地のようなツリーハウス。四季折々の景色や、鳥たちとのたわむれは見ているだけで時間を忘れさせてくれます。
佐藤さとる 作
村上勉 絵
偕成社刊
1000円(税別)
【販売:宮脇書店】

今月の本紹介者 KITOKURAS(キトクラス) 熊谷有記さん

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森の中のカフェやギャラリーなど、木材屋ならではの憩いの空間が広がるこちら。森の図書室では月に1回「森のお話会」を開催(12月は24日(土)午後0時半~)。絵本の読み聞かせだけでなく、語り手が子どもたちの目を見ながら話す「語り」は、お話の世界観をより強く感じられますよ。問い合わせは、TEL:0877(86)5331

Event & Workshop

クリスマスに贈るグリーティングカードをつくろう

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絵画のカードにキラキラのスパンコールや毛糸などを飾って、メッセージを書き込めば、オリジナルグリーティングカードのできあがり!対象は誰でも。参加無料。

場所 高松市美術館 こども+(プラス)(高松市紺屋町)
開催日時 12月24日までの毎週木・土曜、午前11時~午後3時
問い合わせ TEL:087(823)1711

サンサン館みきでメリー・クリスマス!2016

ビンゴ大会や○×クイズ(午前10時40分~)、ジャグリングショーなど、イベントめじろ押し。白衣を着てぬいぐるみの患者さんを診るコーナー(午後1時~)もあります。同時開催の「サン・マルシェ」では地元のおいしいものも販売。

場所 サンサン館みき(木田郡三木町氷上)
開催日時 12月23日(祝)午前10時~午後3時
問い合わせ TEL:087(891)0333
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